身体の健康づくり工房
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身体の健康ファイル テーマA : 肥満は病気です! |
10 : 体脂肪は悪者? |
成人病の要因になったり、太ったり、体脂肪って、悪者なんでしょうか?身体に不必要なものなんでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。ただ、体脂肪が多すぎることが問題なだけです。適切な量の体脂肪は、私達の身体にための大切な役割を持っているのです。それでは、脂肪の役割をご説明しましょう。
(1) 免疫力の維持
体脂肪は、伝染病から身体を守る免疫システムの一部です。体脂肪が少なすぎると、風邪を引きやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりします。
(2) 備蓄エネルギー
体脂肪1kgは、約7,000kcalのエネルギーを生み出します。長い飢餓状態を生き抜いてくるためには、とても大切なものでした。
(3) ホルモンの生成・維持
女性の場合、妊娠・出産のために、一定量の体脂肪が必要です。体脂肪が低すぎると、卵巣機能が正常に働かず、生理不順や無月経になるなどの問題が生じることがあります。
(4) 断熱・クッション
寒いときの身体を保温する断熱の作用をしたり、ショックから内臓を守るクッションの役割もあります。太った人に暑がりの人が多いのは、この断熱作用が強く働きすぎて、身体の外に不必要な熱まで逃がさないからなのですね。 |
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